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俺はブラック企業出身・ブラック企業育ち

新卒で、初めて入社した会社は世に言う、ブラック企業でした。

その会社は、学校の紹介で進められた会社でした。

今までも、学校の卒業生が何人か入社していたりしていたので、仕事がしやすい環境なのかなとも感じました。

会社説明会でも、元卒業生の方が懇切丁寧に説明をしてくれました。

企業説明会では、企業説明と職場見学が兼ねられており、半日以上かかったのですが、お昼ご飯を用意してくれるなど、すごく対応がよかったです。

会社は3階建ての戸建ての事務所という感じで、まさに中小企業といった感じの建物でした。

売り上げも右肩上がりで、従業員もどんどん増やして、成長止まらずといった勢いでした。

大きい会社だと、会社のきまり等のローカルルールが多そうでしたし、人も多いので人間関係もややこしそうだと思っていました。

ですので、中小企業であれば、伸び伸び仕事ができると思っていました。

あと中小企業なら、入社する前も、入社した後も、競争が少なさそうという考えもありました。

ですが、入社してから、自分の考えが甘かったと感じさせられました。

今に覚えば、もっと考えてから就職先を決めればよかったと痛感しています。

今回は自分が勤めていたブラック企業での経験をまとめました。

良ければご覧ください。

ブラック企業の特徴

残業代が出ない

当然のように出ません。

自分が勤めていた会社では、みなし残業という名目で月に20時間分の残業代が固定で給与についていました。

ですが、そのせいで毎日1時間固定で残業をしなければならなくなりました。

みなし残業の説明では、働いても働かなくても、残業代が出るといったものになりますが、そんなの関係ありません。

絶対に、それ以上働かされます。

そこから先は働いても、もちろん残業代は1円も出ません。

手当がない

ブラック企業の給与明細の内訳

基本給

職務手当

みなし残業代

これだけです。

家族手当や、住宅手当などといった手当は一切ありません。

ブラック企業にそういったものを期待することはやめましょう。

有休がない

自分が勤めていた会社では年7回の有休が所得できました。

何年勤めようが7回です。

その7回も自由にとれるわけではありません。

病気などをした場合に取得することが可能です。

もちろん、有休が余った場合は繰り越したりもできません。

オーナー社長

社長が一代で会社を築き上げ、会社の株なども社長や親族で持っている場合、社長を止めるものは誰もいません。

社長の言うことは絶対になります。

仕事内容もそうですし、働き方も社長の一声で何でも決まります。

それが、法的におかしなことでもやらなくてはなりません。

自分が勤めていた会社では、社長が、急に明日から朝礼をやろうといい始めました。

出社時間は、いつもより1時間半早く出社しなければならなくなりました。

もちろん、その時間はお金は発生しません。

ただ、早く出社して、社訓をみんなで詠唱して、連絡事項などがあればそれを話して、おしまいです。

朝礼自体は10分くらいで終わり、1時間以上時間が余りますが、そのあとは普通に働きます。

単純に、労働時間を増やしたかっただけに感じました。

パワハラが日常的にある

殴る、蹴るは当たり前です。

同期では、歯を折られたりしていた子もいました。

顔に痣を作っていた子もいました。

先輩とかでも、仕事で使用する工具的なもので足やお尻をぶたれていたのをよく見かけました。

自分も一時期、肩パンされすぎて腕が上がらなくなりました。

そういったことが日常的にあります。

役職のついた上司などもそういった光景を見ても誰も止めません。

むしろ、見て笑っています。

それくらい、殴る、蹴るは当たり前の行為なのです。

殴ったり、蹴ったりする理由も人それぞれです。

後輩が仕事でミスをしたから罰として殴ったとかは皆さん想像できると思います。

ですが、タバコが切れてイライラするから、後輩をとりあえず殴るといった人も、中にはいました。

こういった悪習はなくなりません。

自分の同期も、後輩ができてからはやっていましたので、こういったことは受け継がれていくんだと感じました。

休日が少ない

休みは日曜、祝日のみでした。

月曜から土曜までの、週6勤務でした。

自分の勤めていた会社は、仕事内容的に休日に急に呼び出されて仕事を命じられるといったことはありませんでしたが、それでも休みが週に1日しかなかったのはつらかったです。

6月は祝日がないので6月が来るのが本当に嫌でした。

ほぼ日曜日にしか休みがなかったので、その日に一週間分の買い物をして、部屋の掃除をして、それで休みが毎回終わっていました。

昇給がほとんどない

昇給が毎年500円でした。

正直、これはかなりびっくりしました。

10年後とか、どうなるんだよって焦りましたね。

20歳の頃、10歳以上年上の先輩の給与を見せてもらったことがあるのですが、給与はほぼ変わらなかったです。

この会社で何年働こうが、給与は増えないものだと、早い段階で知れたのはよかったです。

ボーナスが少ない

これは、もらえただけありがたいのかもですが、自分がブラック企業に勤めていたころのボーナスは1万円でした。

ですが、こちらは社歴が上がるにつれ、多少は上がるようでした。

10歳以上年上の先輩は20万円くらいはもらっていました。

離職率が高い

同期は10人いました。

会社に入社して3年後には自分を含めて3人にまで減っていました。

後輩も毎年同じくらい入社してくるのですが、ほとんど辞めてしまいます。

入社したその年に、新入社員が全員辞めてしまうような年もありました。

ブラック企業に勤めてみて

自分はブラック企業と呼ばれる会社に3年間勤めました。

とりあえず、3年勤めてみてから考えようと思っての3年でした。

その3年間は、毎日辞めたいと思っていました。

そんな会社を辞めて思ったことは、なんで、こんなところで3年間も我慢していたんだろうでした。

働いていたころは、生活もとりあえずできていたし、同期とも仲が良かったので、そこまで悪い環境ではないのかもと、思っていたこともありました。

実際に会社を辞めて、会社から離れて考えてみると、本当になんでこんなところで仕事をしていたのか不思議でした。

確かに、いろいろと学ぶこともありました。

ですが、別にブラック企業で働かなくても勉強はできます。

ブラック企業に執着する必要は全くありませんでした。

1日でも早く辞めればよかったと、後悔すらしています。

1年未満でやめていった人がたくさんいましたが、その人たちを見て辞めるの早すぎだろうって思っていましたが、辞めてみて考えを改めました。

1年未満でやめてった人たちの方が正しかったのだと。

おわりに

新卒で入社した会社が、ブラック企業という話はよく聞きます。

学生時代の友人も、大体の子たちがブラック企業に就職しました。

日本の中小企業はほとんどブラック企業と呼ばれるような会社です。

もしかしたら、そうではない会社もありかもしれません。

ですが、99%の中小企業はブラック企業です。

そのことを割り切って働けるならよいですが、そうでない場合は本当に地獄です。

では、どうすればいいのかと思いますよね。

自分もわかりません。

ですが、もうブラック企業で働くのはこりごりです。

自分はとりあえず、期間工でお金を稼いでみます。

お金さえ貯まれば、選択肢は増えますからね。

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