こんな疑問を解決します。
本記事の内容
- なぜ、ガソリン車が販売停止になるのか
- これからの自動車『電動車』とは何か
- これから期間工の仕事はなくなるのか
結論から申しますと、期間工という仕事はいずれなくなります。
期間工について知りたい方はこちらをご覧ください。
>>【期間工はやばい】期間工とはどんな仕事なの?本当に稼げるのか?
2020年12月に、2030年前半にガソリン車の新車販売を禁止すると政府が発表しました。
そのため、これから各自動車メーカーは、ガソリン車の生産を縮小させていくということです。
ソースはこちらから
もくじ
なんで政府は急にこんな事言い出したの?
なぜ、日本政府が急に「脱ガソリン車」を掲げ始めたのか、皆さん疑問を感じますよね。
それは、他の先進国がすでに「脱ガソリン車」を2030年~2040年の間で行うと発表しているからです。

アメリカはカルフォルニア州のみの発表ですが、日本以外の先進国はそれぞれ「脱ガソリン車」を掲げています。
アメリカは、大統領が変わったことで、これから本格的に「脱ガソリン車」に向けて動きだしていくでしょう。
- トランプ前大統領 ⇨ 地球温暖化に二酸化炭素の排出量は関係ない。むしろ経済のために石油をもっと燃やせ
- バイデン大統領 ⇨ 2050年までにアメリカの温室効果ガス排出量ゼロにしなくてはいけない。
環境政策への考え方が真逆です。
そのため、アメリカも今後は「脱ガソリン車」に向けて本格的に動き出してくることは間違いないでしょう。
アメリカが動くなら日本も動かないとまずい。
そういった経緯もあって、日本政府は2020年12月に「脱ガソリン車」を発表したのです。
電動車とは?
電動車とは、動力源に電気を使う車のことです。
下記の4種類が電動車となります。
- EV:モーターだけで走行する電気自動車
- HV:エンジンをモーターで補助するガソリン車
- PHV:発電と充電の両方ができる、EVとHVのいいとこどりの車
- FCV:水素で発電する電気自動車

あと、約15年後にはガソリン車の新車販売はなくなり、これら4種類の車のみが販売されることになります。
ハイブリット車はエコカーではない
世界各国が「脱ガソリン車」に向けて声明を発表していますが、一部の国ではHV車も禁止にする国があります。
HV車を禁止にする国一覧
国名 | 時期 |
ノルウェー | 2025年 |
アイスランド | 2030年 |
アイルランド | 2030年 |
イギリス | 2030年 |
オランダ | 2030年 |
スウェーデン | 2030年 |
ドイツ | 2030年 |
スペイン | 2040年 |
フランス | 2040年 |
イスラエル | 2030年 |
これだけ多くの国で、HV車は禁止になってしまいます。
ヨーロッパの多くの国で、HVの新車販売は完全になくなるようです。
これからは、EV車がメインになっていくのでしょう。
自動車工場での仕事が無くなるのか?

電動車やガソリン車といったことなど関係なく、工場内はどんどん自動化が進んでいます。
僕の配属先も、1年前と比べると多くの場所が自動化されていきました。
ですが、それでも僕たち期間工の仕事は残っています。
- 車を作るうえで、すべてを自動化することはまだまだ難しい
- 自動車業界自体が常に人手不足
- 高齢の社員を早期退職させて、安い派遣社員を増やしていく
こういった要因があるため、期間工の仕事はまだしばらくはあります。
それでも、いつかはなくなる職業であることも間違いありません。
電動車のシェアを、海外自動車メーカーに取られてしまえば、どうあがいても期間工は必要なくなります。
そのため、現在、期間工の方は無駄遣いをせず、貯金や資産運用をすることをおすすめします。
各自動車メーカーのEV車
トヨタ自動車
『C+pod(シーポッド)』

価格:165万円~
日産自動車
『リーフ』

価格:332.6万円~
ホンダ

価格:451万円~
そもそも期間工に将来性なんかない

期間工でずっと働き続けることはとても難しいです。
このまま、ガソリン車がなくなりEV車がメインになったら、日本車の出番はなくなります。
今のところ、日本のEV車には期待できません。
日本の道路に、国産車が走っていることが無くなる可能性だってありますからね。
ですので、期間工の仕事は長期で続けると考えるのではなく、短期で考えるほうが良いのかもしれません。
期間工に興味がある方は、こちらの記事もご覧ください。
>>【2021年度版】現役期間工のおすすめ自動車メーカー5選